ピアノコードの覚え方

コードとは和音(chrod)のことです。暗号(code)ではありませんのでご注意あれ。

ピアノのコードを学ぶには2通りの方法があります。

  1. コード名に対応した鍵盤位置(指の形)を丸暗記する
  2. コードの仕組みを理解する

コードを見ながら演奏するのが目的なので、どちらでもよい? いえいえ、2番の仕組みを学ぶ方が簡単です。なぜなら、暗記することの数が少ないから。 例えば、よく使うコードが10種類あったとすると

  1. 丸暗記 → 12のルート音 × よく使うコード10 = 120パターン
  2. 仕組みを理解 → よく使うコードの音程 10パターン

120パターンと10パターン、比べるまでもなく仕組みを理解するほうが楽なのです。
ピアノコードを知る = 仕組みを理解する = 「各コードの音程を知る」 ということですね。

ピアノを習ったことがある人なら、左手がド・ミ・ソをおぼえていることでしょう。ド・ミ・ソはCのメジャーコードです。では、なぜド・ミ・ソがCのメジャーコードなのでしょう?これを学ぶのが、このページの主旨です。

ちなみに音楽的なニュアンスの話題は取り扱いません。あくまで、コードネームと音の並びにはルールがあるということを知ってもらうための説明です。

コードの構成音にはルールがある。コードの仕組みを学ぼう!